キラメキを食べたい

ミーハーの戯言

自己紹介 2021.11.27更新

 ツイプロ代わりの自己紹介ブログにお越しくださりありがとうございます。

 まず、インターネット上のハンドルネームは"煌"です。ブログタイトル同様に煌めき(キラメキ)を食べたいという願望を込めて。読み方は中国語読みのファン(huáng)に決めました。理由はいつまでもファン(fanあるいはfun)でありたいから。ラジオや配信などタレントの目に触れる名前は別に作ってあります。

 趣味はアイドル観察と舞台鑑賞。主軸はSexy Zoneマリウス葉さん。ですが、元々がミーハー体質かつ現状が現状なのもあり、他ジャンルにうつつを抜かす毎日です。

 アイドルに関しては、性別、事務所、国籍、次元を問わずオールマイティでありたい。バーチャルジャニーズの海堂飛鳥に狂わされたのを機に中の人の履修を始め、今では完璧になにわ男子の藤原丈一郎さんに屈しております。関ジャニ∞生まれSexy Zone育ちの所謂ジャニヲタ。女子アイドルはバンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHIの恋汐りんごさんを焦点にして視野を広げている最中。元国民プロデューサーとして稀にJO1やINIに触れるかもしれません(特に、日プ2で1pickに選んでいた松田迅さんについて)

 舞台に関しては、タカラヅカ2.5次元もミュージカルもストレートも歌舞伎もなんでもござれ。タカラヅカの贔屓は元月組2番手スター・美弥るりかさんでした。今現在は演出家の名前でチケット購入を考えるタイプの宝塚ファンです。贔屓の退団による反動から、2.5次元俳優として活躍されている和田雅成さんを追い始めるようになりました。事実上、美弥るりか→和田雅成の担降り。

 他にもエンタメや歴史や文化とか、ファッションやコスメや政治とか、お笑いとか、様々な事柄を綴るためのツイッターでありブログになります。それでも宜しければ、どうぞよしなに。

煌 (@chankrmk) | Twitter

自担が去ってしまった人生で

 自担・マリウス葉がアイドルを辞めた。去年の年末に卒業発表を受けてから時間が経つにつれて気持ちの整理は着きつつあって、マリウス担としての最期に自分の思いを書き残さなければとも思っていたのだが、何をどこからどのように書くべきかに悩みあぐねて半年も経ってしまった。だって、マリウスについて語るということは私の人生について語るということだから。振り返ればガッツを持ち合わせていない弱小ファンでしかなかったものの、マリウス担の自我が芽生えた中学2年生の春から高校、大学を経て社会人となった今まで、マリウスの影響を多大に受けながら生きてきたのである。人生と言ってしまっても過言ではないだろう。何から何まで書こうとすると取り留めがなくなってしまうため、今回は、活動休止前後から卒業そして引退にかけて私が抱いていた感情を書き表そうと思う。

 

 マリウスがアイドルを辞めてしまうのではないか、という危惧は、正直に言えば活動休止が発表された瞬間から抱いていた。当時活休明けだった聡ちゃんの発表時と比較し、本人コメントの有無や明確な理由の公表非公表、事務所のコメントの雰囲気から、毛色の違いが気になっていた。そして活休を知らされた直後に第一に思ったのは、「イヤな予感が当たってしまった」である。というのも、2020年2月発売のアルバム『POP×STEP!?』に収録されたマリウスのソロ曲「all this time」を初めて耳にした際、何とも言いがたい不安を感じたのを覚えている。曲調も歌詞も、受け止められなかった。いちファンの戯言でしかないが、本人の持つ悩みが昇華されてないように思ってしまったのである。

 マリウスの活動休止中に私に起きたイベントは就職活動と卒業論文執筆だった。もともと「マリウスと同じ土俵(読み:ステージ。魂の–という意味もある)に立ちたい」という夢見がちなファンだったため、お花畑思考でエンタメ業界を志望していたが、私の力不足および「もしマリウスがこの世界に帰ってこなかったら…?」という恐れもあり希望が叶うことはなかった。エンタメ業界以外のエントリーシートでも「尊敬する人物は?」という問いに本気(マジ)で「マリウス葉」と書いてもいたのだが、書くたびに「私からマリウスを取ってしまったら何が残るのだろうか」という疑念が渦巻く。そして卒論においてもうっかり「男性アイドル」をテーマにしてしまい、否が応でもマリウスのことを考えながら書く羽目に合ってしまった。というわけで、ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐると自分とマリウスと今後の人生について考えていたのだが、私が自分の人生について向き合っていた頃、ファンによる特定でマリウスがスペインの大学に通っているという情報を得て、彼も彼で人生を進められているのだと妙な安心感を覚えたのである。

 そして、2022年12月。この頃のSexy Zoneの4人はドーム公演に向けてか光り輝いていたので眺めていて面白く、音楽番組や雑誌も久しぶりに追っていたのだが(日にちが卒論締切間近だったため「外れてくれ!」と願いながら東京ドーム公演を申し込んだところしっかり外れました)今思えば覚悟が決まった生き物特有の美しさを放っていたのかもしれない。私も無事に就活も卒論も終え、京セラ公演の舞台セットにマリウスのサインがあったとのことで「何か動きがある」と察した直後に卒業発表があった。アルバイト先の休憩室でコメントを目にした時、「この日が来てしまったか…」と落ち込んだものの、それ以上に本人のコメントを読めたことが嬉しかった。このまま二度と彼に触れられぬことも考えられる範疇にあったからである。しかも、動画まで付いてきた。そこからは怒涛のインスタグラム展開が始まり、あっという間に大晦日を迎えた。みんなに見てもらえるようにとカウコンが活動再開後の最初で最後のステージとなり、しっかりサヨナラショーまで設けてもらえて、さみしさと晴れやかさを胸に卒業を迎えることができた。ビジュアルに関しては、正直、動画を一目見た時に「ああ、"一般人"になりかけている…(聡ちゃんが戻ってきた際には概念の宝塚歌劇団星組トップスターかと勘違いしてしまうほどビジュアルに磨きがかけられていて惚れ惚れとしたため尚更)」と感じていたのだが、5人旅の合間合間のインスタライブで徐々に"殿上人"に戻っていき、カウコンでは自身の美しさを出し切っているかと思えるほど、それこそラストデイのトップスターと化していて、自担が持っていた「見られる者」の特性を垣間見れたように感じている。最期にアイドルとしての姿を生で拝めなかったのは本当に悔しく、口座預金やら人脈やら、私にパワーさえあればカウコンのチケットを入手できたのに…!!という思いに今でも苛まれているが、この悔しさは一生忘れられずに抱えていくものなのだと割り切れてはいる。ただ、私はカウコンにも入れず『ザ・ハイライト』ドーム公演でオレンジのペンライトを光らすことも果たせていないのだが、それでもマリウス担を名乗っても良いのだろうか?(誰に聞いている?)思えば2019年の6月、宝塚歌劇団月組二番手スター・美弥るりかの退団公演に通っていたころ、「次に贔屓の退団などあれば、今度はもっと上手く立ち回ってみせる…!!」と自分自身に誓っていたのだが、その今度が全く予想していなかったパターンで来てしまい為す術なく終わり、より自分に対して失望を覚えてしまったのであった(完)

 

 さて、前述の通り私は卒論で「男性アイドル」をテーマにし、いくつかの先行研究に目を通したのだが、その中でマリウスに思いを馳せる瞬間が多々あった。それを踏まえてマリウスの卒業コメントを読み、「答え合わせ」のように感じた部分もあったので、少しばかり文章化を試みたい。

期待に応えたいと精進するうちに、自分が本当はどんな人間なのか、何が好きなのか、何が必要なのか等わからなくなり、自分を見失ってしまいました。

ここの部分。資料が手元にないためニュアンスになってしまうのだが、『アイドル・スタディーズ 研究のための視点、問い、方法』*1の、記憶が正しければ「コラム3 アイドルに投影されるもの[香月孝史]」にて、「いくらアイドルが正しくあろうとして、その正しさにファンが影響を受けたとしても、その正しさはアイドルが周囲から求められて生じたものではないか(超要約)」とあって、初読時に思わず「今まで大変申し訳ありませんでした…」と口にしてしまった。マリウス×「正しさ」だけに注目しても、デビュー当時から片鱗はあったものの、大学入学前後から「フェミニスト」または「アクティビスト」として見られるようになって、雑誌を中心にそういった仕事も入り始めて、期待に応えようとして自粛期間には海外大学のオンライン講義も受け、それが積もりに積もって体調不良に繋がったと考えられるので、「周囲の期待」というもののギルティさを感じ取ってしまう。しかも、「私たちをエンパワメントしてくださるマリウス葉さん…!」という扱いを受けていたのと同時期に、バラエティ番組では「おバカタレント」っぽい演出がなされていたりもして、そりゃ、何者か分からなくもなるか、、、という納得感を覚えた。

今の夢としては将来、(中略)世界中の困った人たちや国際社会の役に立てる人間に成長していきたいと思っています。

とも述べているが、そもそもマリウスのアイドル業には「タカラジェンヌになりたい」という自己実現の面と「世界中の人を幸せにしたい」という目的を果たすための手段としての面があって、後者を成し遂げるためにアイドル業以外の選択を取った、という見方も可能である。マリウスは2019年の時点で「自身の影響力をもって学んだことを周囲に伝えていきたい(ニュアンス)」とも語っていて、私はそのマリウスから伝えられて感化された人間の一人であるのだが、マリウスの持つ影響力はアイドル業を辞めても尚「元Sexy Zone」として保っていく意思がありそうなので(自身の誕生日にインスタライブで寄付を呼びかけるなど)これからもマリウスによるエンパワメントは続いていくと思える。

 自己実現の面や「エンターテイナーとしてのマリウス」に惹かれていた身としては、そこに抱いていた夢や欲求*2を諦めなければならないという事実が未だに受け入れられないのだが、それ以上にマリウス葉そのものを愛していると自負していたいので、この事実は飲み込もうと努めている。それでもやはり、ケンティーにおける菅田将暉や聡ちゃんにおける松松や大橋和也といった気の許せる同世代の同業者がマリウスにもいれば何か違ったのではないか(『コドモ警察』メンバーとは親交が続いていたようですが、今では同世代で扱えても当時は「お兄ちゃん」ポジションだったらしいので…)とか、マリウスをジャニーズ事務所に導いた稲垣吾郎がメンターの立場になってくれてたら…(とばっちり)とか、たらればを繰り返してしまう。何かしらの間違いでいいから芸能界に帰ってきてくれないかな…(名脇役

 

 で、マリウスの卒業および就職によって強制的に俺の人生も第二章に入ってしまったのだが、どうやって生きていくべきか悩んでいる。ちなみに、卒業発表前から「マリウスがいないならエンタメ界なんてクソ食らえさ!」という思いがあり、諸々のエンタメから物理的に距離を置こうとも考え、色々な歯車が噛み合った結果聡ちゃんのしずおか元気旅大使就任に触発されて静岡にIターン就職を決めたマリウス担と化してしまった。リープリンとして謎の達成感が生じており、順番は前後するものの最後の最後にマリウス葉に絡めて人生を棒に振れたこと、今は誇りに思えている。一度は趣味に人生を賭けて何かを成し遂げてみたかったから。しかし、棒に振ったのは確定事項なので、そのツケがいつ回ってくるのかという恐怖は覚えている。とりあえず、マリウスのInstagramを眺め、近隣で開催されるSexy Zone含むアイドルのコンサートや舞台公演には足を運んで、どうしても魅力に抗えない興行は東京、名古屋、大阪、宝塚、福岡などへの遠征を試みる余生を過ごしつつ、静岡の地でマリウスに胸を張れる大人になりたいと思っている。

f:id:krmkchan:20230611031620j:image

↑聡ちゃんの地元・島田市のばらの丘公園でちょっこりさんを掲げて一枚。テーマはフェアウェルパーティー

 

*1:アイドル・スタディーズ - 株式会社 明石書店

*2:同担の大半が抱いてなさそうな夢や欲求の例:

・大学卒業後から俳優業にも力を入れて、ゆくゆくは『キンキーブーツ』のローラ、『エリザベート』のトート閣下、『スカーレット・ピンパーネル』のパーシー、『はいからさんが通る』の少尉を演じてほしい

・『ル・ポールのドラァグ・レース』で審査員を務めてほしい

・メットガラのレッドカーペットを歩いてほしい

など。尚、RPDR審査員とメットガラに関しては、アメリカ下院議員AOCことアレクサンドリア・オカシオ=コルテスがクリアされているため、マリウスがAOC並にご活躍されればワンチャンあるのではないかと期待しています。

さまざまな青

私にとって今年の色こそ青だった。今までの推し遍歴を辿るとオレンジや黄色や赤色が主なイメージカラーであり、寒色系、ましてや青とは無縁の日々を送っていた。しかし、今年に入ってから青に包まれる生活を送るようになった。これは新たなる自担の誕生や贔屓の門出を想い、新調の度に青色を選んで買っていたからである。具体例を挙げるとキリがないが、スマホケース、ワイヤレスイヤホン、ロングスカート、冬物ジャケット、などなど…。今年、私が熱を上げて推していた方々は軒並み青いオトコだった。美弥るりかも、海堂飛鳥もとい藤原丈一郎も、そして和田雅成も。美弥るりかこそ数年前から推していたが、藤原丈一郎と和田雅成は以前から名前は知っていたものの二兎を追うように同時期に推し始めるとは夢にも思っていなかった。さらに、私は4月始まりの手帳を買う際に「今年の色」を定めて色を選んでいるのであるが、今年は理由もなく水色のスケジュール帳を買っていたことが今のこの状況を予知していたように感じて我ながら面白い。如何にも「今年は青いオトコに狂わされる運命である──。」というナレーションが入っていたかのようだ。

そこで、今年の締めに今年の推しを振り返っていこうじゃないか。色と結び付けながら。

 

  • 美弥るりか

美弥るりかは瑠璃色*1としか言いようがない。私は瑠璃色の伝説を間近で見た。美しかった。思うところは多々あったものの(このタイミングか*2、とか、この作品が集大成扱いとは…*3、とか)私にとって最高のタカラジェンヌは美弥るりかただ一人で、退団日以降は私はもう死んでいる(ヅカオタとして)と思いながら生きている。退団後は少なくとも"男役"ではなくなり、どのように生きるのか未だに分からないため静観。が、男役ではなくなったのは確かである。退団公演期間中は当社比で狂ったようにヅカオタ業に勤しんでいた。男役・美弥るりかの姿はもう金輪際見られないという事実に基づいて。それ故に狂っていた。春から初夏にかけて青いオトコの最期の姿を一瞬たりとも逃さない想いで生きていた。6月9日のことは昨日のことのように思い出せる。それくらい、男役・美弥るりかが好きだった。これから先のことは分からない。ただ、男役・美弥るりかを失ったショックは大きく、心にポッカリと空いた穴を埋めるように違う青いオトコを追い始めるのであった、、、

 

退団発表の時点で退団後には並々ならぬ喪失感を抱くことは分かりきっていた。6月9日がXデーとなる、延命措置を取らなければ。その発想で追い始めたのがちょうど大学受験終了直後に生まれたバーチャルジャニーズプロジェクトである。当初は毎日配信であったため毎晩あすかなを浴びていた。わりと早い段階で海堂飛鳥くん、良(よ)…と思った。2人目の青いオトコである。海堂飛鳥、高校一年生、モチーフカラーは水色、趣味はスポーツ観戦(特に野球)と舞台観劇。あしゅかぴこと海堂飛鳥はスカイブルー*4ベビーブルー*5のように淡く優しい印象だった。あしゅかぴの序盤のキャラクターは「尊先は中島健人佐藤勝利(14)です!」みたいな目指せ!キラキラアイドル☆正統派美少年であったため(徐々に中の人の素が漏れ出してイングリッシュ飛鳥だのバブあすかだのヤバヤバコンテンツが生まれてしまうのであるが)藤原丈一郎に対しては相方の演じる苺谷星空と違い中の人らしくないキャラでいらっしゃって…と遠いジャニオタとして思っていただけだった。が、次第に海堂飛鳥の"声"に惹かれるようになる。"声"の持ち主こそ中の人・藤原丈一郎なので、これはもう追わざるを得ない。

最初のうちは中の人への感情として「いつもお世話になっております、ご多忙だと思いますがお身体だけは気をつけてお過ごしください」が大半を占めていたが、忘れもしない、WiNK UP6月号でオレは中島健人がほんまもんのアイドルやなと思う*6オレ、ほんまはアイドルバリバリで「Sexy Rose…」とか言いたかったんやけど、なぜかこうなってしまった(笑)*7との発言を見て、深淵を覗いた気持ちになってしまった。つまり、藤原丈一郎のアイドルとしての憧れこそ、私が抱いた海堂飛鳥の第一印象そのものであったのである。ヤバい。トドメを刺したのがジャニーズJr.の東京ドーム公演で、SixTONESSnowManのデビュー発表直後にダイヤモンドスマイルを歌い、その際に目に涙を浮かべながら笑顔を見せていた(ように私の目には映った)藤原丈一郎を見て、完璧に絆されてしまった。次の日にはジュニア情報局に藤原丈一郎名義で入った。藤原丈一郎もなにわ男子でメンバーカラーは青であるが、彼自身は海堂飛鳥と少し近しい、薄群青*8だと思った。初々しいあしゅかぴと比べるとほんの少しだけ今までの経験や悔しさが滲んでいる。報われるべき存在である。もはや応援とか仮想恋愛とかそういう次元ではなく、ただただデビューを掴み取ってトップに登って売れなきゃ困る。ここまで一般的なファン感情が欠けている想いを寄せるようになったのは純粋にそう思っているから、というのもあるが、実際になにわ男子さんがめちゃめちゃ売れていてチケットがめちゃめちゃ取れず、ファンとしての自我が全く生まれてないからでもある。故に、当初の目的であった延命には成功したが、ラストデイ直前期のドーパミン出まくり太郎の状態を保ち続けるのに藤原丈一郎は向いておらず、結局のところ退団後は鬱々としていた。そんな矢先にまた別の青いオトコの存在を思い出したのである、、、

 

  • 和田雅成

和田雅成の存在は前々から知っていた。数年前、うたプリを一般人程度に嗜んでいた私は、ある日突然、既に2.5に狂っていた知人から『天下無敵の忍び道』のディレイ上映会のチケットを渡された。どうやらトークショー付きの回とそうでない回があり、後者のチケットを余らせまくったらしい。軽率ミーハー侍として劇団シャイニングという概念を理解ったのみで映画館へ向かい、ペンラも何も持たずただただ映像を楽しんでいた。ST☆RISHの中では聖川担である私*9は初演で自担が演じた真影役の方を中心に見た。顔が好みだった。ヅカオタとして月城かなとみあると思った。あてがきだった初演に沿って再演でも真影のイメージカラーは青であった。その青いオトコこそ和田雅成である。上演終了後にチケ主から真影役の名前を聞き、とりあえず彼の名前をマイナタリーでフォローし、当時レポーターを務めていた猫のひたいほどガイドというテレビ神奈川のクソご当地情報番組の毎週録画を始めた(HDDの容量オーバーで数回しか取れなかった)しかし、受験生となった身では観劇のタイミングも合わず、マイナタリーからのお知らせで和田雅成の動向をなんとなく知るような期間が一年ほど続いた。

春、大学受験も終わり、和田雅成の存在を思い出すも出さないもとりあえず映画刀剣乱舞のレイトショーに行けば良かったのであるが、いかんせんその頃は海堂飛鳥の飛鳥クルージングルームを中心に生活を送っていたため普通に干した。配信時間と上演時間がダダ被っていたのでやむを得ない。そして美弥るりかラストデイまでガムシャラに突っ走り、突然の虚無。虚無虚無プリンとなったオタクは刺激を求めて『うたのプリンスさまっ♪マジLOVEキングダム』へ"入国"。うわ〜やっぱり聖川真斗カッコヨ〜と感じた瞬間、前述の劇団シャイニングとやらを思い出した。そういえば和田雅成とかいう青いオトコ、おったな…。で、この頃の和田雅成は刀ステをこなしつつ『サクセス荘』と『REAL⇔FAKE』を同時期に撮っていたため在宅オタクのミーハーに優しい世界が出来上がっており、とりあえず両方の深夜ドラマを録り始めた。『サクセス荘』で和田雅成が演じたゴーちゃんは荒牧慶彦演じるサーと名コンビであり、『REAL⇔FAKE』で和田雅成が演じた瀬名征行は荒牧慶彦演じる牧野凪沙と精神的シンメトリーであった。和田雅成と荒牧慶彦はシンメ、覚えた。ゴーちゃんはガチマジの素に近く、人となりをあまり知らない初心者としては非常にありがたかったが、オタクとしての火が着いたのは瀬名征行であった。まあ、シンメシンメしてるれっきとしたシンメはジャニーズ以外のアイドルではかなり珍しいので、それだけで魅力的だった。そして瀬名征行のメンバーカラーも青であった。マドンナブルー*10っぽい。少し憂いのあるイメージ(あくまでもイメージ)とにかく、暇つぶしには最適で、美弥るりかやマリウス葉とは別の枠で顔面がどストライクで、そして宝塚から2.5へのジャンル移動も悪かぁないなあと思い、とりあえず生で観てみようと思った。

その初めて生で観た役も青いオトコであった。F6のカラ松。サファイアブルー*11のように目を見張るほど綺麗。惚れかけているオタクを沼に突き落とすには十分すぎるキャラクターだった。そもそも、本当にお顔が綺麗だった。というかF6全員がびっくりするほどルックスが良かった。楽曲もエイベのパワーを感じる仕上がりで最高だった。根がSexy Zoneのオタクだからか衣装を含むビジュアルと音楽面さえ良ければ最強のアイドルだと感じてしまう。松ステに入った日から今日まで夢見心地である。本人に惚れているのか役に惚れているのか役の雰囲気を纏った本人に惚れているのかさっぱり分からないが(1789の美弥アルトワでも生じた現象)推していてハッピーなんだからそれでいいじゃないか。うん。

 

 

と、まあ、今年一年間はこんな具合であった(どんな具合?)ブレブレにも程がある怒涛の推し遍歴を辿っている。今年は狂ったように追ってからの静観、遠くからひっそりと見守る、いきなり推し始める、の3パターンでお送りしていましたが、そもそも本命のマリウス葉の露出が少なかったのも遠因なので、来年こそはSexy Zoneという自ジャンルは自ジャンルで楽しく過ごしつつ上記の他ジャンルは他ジャンルで美味しいところだけかじってヘラヘラ笑いながら過ごしたい、、、そしてこれ以上は沼を増やすと金銭的に死ぬのでこれで満足する体になってほしい(完)

*1:瑠璃色 るりいろ #1e50a2の色見本とカラーコード - 和色大辞典

*2:個人的にはカンパニー上演決定直後に原作を読み進めて高野悠自体から退団フラグを感じ取っていたため、カンパニーの集合日に退団発表が出なかった時点で「ここからはボーナスステージ!」と思っていた。が、大学入試期間真っ只中に退団発表を喰らって普通にメンタルが死んだ。結局ボーナスステージ期間の雨に唄えばもエリザもアンナカレーニナも受験勉強との兼ね合いで観れてないから、、、

*3:クルンテープは良かった(クルンテープは良かった)

*4:スカイブルー sky blue #a0d8efの色見本とカラーコード - 洋色大辞典

*5:ベビーブルー baby blue #bbe2f1の色見本とカラーコード - 洋色大辞典

*6:『なにわ男子 りゅちぇのアイドルLesson!』にて、道枝×大西×藤原 Cross Talkの中盤あたりでの発言

*7:SnowMan・TravisJapan・なにわ男子の魅力検索!』にて、「グループの〇〇担当です」での発言

*8:薄群青 うすぐんじょう #5383c3の色見本とカラーコード - 和色大辞典

*9:厳密にはレンマサ信者でどちらかと言えば真斗派、というだけであり、これは非セクラバが言うやっぱりシンメといえばふまけんっしょ〜!どっちかで選ぶならケンティーやな、ぐらいのスタンスなので深い意味も無ければ担当らしい行いも務めておりません

*10:マドンナブルー madonna blue #00608dの色見本とカラーコード - 洋色大辞典

*11:サファイアブルー sapphire blue #0068b7の色見本とカラーコード - 洋色大辞典